薬の量が減りました。
体調も、ずいぶんと良い感じ♪
メインの薬の量が半分になりました。
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さて、問題です。
Q.昨日まで飲んでた粉薬の量、錠剤で換算すると何錠分でしょうか？
…
…
A.答えは1日3回、合計30錠分です。
（これ以外にもいっぱい飲んでました…。）
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先生にこのクイズを出されて、思っていた以上の薬を飲んでいることにびっくりしました。
だから、あんなに気分が悪かったのか。
今のところ、調子良く効いているし、
このまま薬の量を減らしても心囊液が増えなければ無事退院できそうです。
なんとかうまくいってくれ〜。。。。
さて、
今日はタイトルにもつけた【いのち、つなぐ。】について書いてみようと思います。
このテーマについては前回入院した時にも書いてもいいものか迷っていたんですが、
やはり貴重な経験をしている中で感じたことを記しておきたいなと思いました。
全く興味がなかったことが、少し身近な人から聞くだけで意識が向く時ってあると思います。
是非、みなさんも考えてみてくださいね。
今回の入院で、前より少しだけ、ほんのちょこっとだけ、知る機会がありました。
今までも知らなかった訳ではないのですが、
だからといって詳しく知っている訳でもありません。
ただ、私はそれについては割と早くから意思表示しているし、
全く興味がない人よりは考えていたと思います。
（もしかして、心臓病があるからなのかな？）
あなたは、”臓器提供意思表示カード”に意思表示していますか？
1ヵ月ぶりに再入院して、前回と全く同じ部屋に帰ってきました。
なんとなく、そうかなーって思っていたけど、
3人部屋にいる私意外の2人は前にも入院していた方達です。
つまり、長期入院されています。
看護師さんから、同じ病棟に何人か「移植待ち」の人がいることは聞いていましたが、
ずっとお隣にいた彼女たちもそうだったとわかりました。
＊
前回は入院時に挨拶する程度だったんですが、今回はお隣の子が話しかけてくれました。
『前もいましたよね？あの時、抜歯して体調悪くて…。』
と、ビスケットをおすそ分けしながら話しかけてくれました。
（心臓疾患を予防するためには虫歯の治療が大切です。私も手術が決まってから歯の治療をし、怪しい歯は２本抜歯しました。）
それから、同じ長期入院の方を紹介してくれて、数名と話すようになりました。
＊
今、日本では10の病院が心臓移植に対応しているそうですが、なかなかドナーは見つからず、平均して3年待ちと言われているそうです。
ひとりは高校を卒業してから5年待機していて、
また別の子は専門学校の途中から3年くらいいると言っていました。
心臓移植を希望すると心臓を元気にするための点滴をずっと打っていたり、補助人工心臓をつけていたりします。
移植する日までずっとです。
病状によっては自宅で過ごせる方もいるようですが、
（でも、管理や制限が大変らしい。）
私が話した子たちは帰れなくて、
ドナーが見つかり、手術が成功し、術後の経過が良好で初めて退院して外に出れるんです。
＊
この時点で入院が1週間単位で伸びる伸びないをグダグダ言ってる私は本当にちっぽけだなーと思うのですが、
『長期だと思って入院するのと、帰れると思って再入院とは全然ちがいますよ！』
と優しい言葉までかけてくださいました。
（ありがとう。。。🥺）
＊
原因も皆それぞれで、
私のように先天性心疾患で「いずれは…。」と言われていた人や、
遺伝性で家族がみんな発祥している方や、
何にもなかったのに急な突発性でという方もいらっしゃいました。
臓器移植について詳しくはこちらをご覧ください。▶︎日本臓器移植ネットワーク
私はお話した方たちの移植が無事に成功し、元気になってくれることを願います。
でも、それは誰かの死を意味するということでもあります。
そして、残念ながら移植待ちをしながら無念な結果になる方もいらっしゃいます。
『ドナーが見つかっても「申し訳ない。」という気持ちもやっぱりある…。』
とおっしゃっていました。
少しホッとしたのは、趣味の話とか友達の話とかを楽しそうにしてくれたり、
病院内でのコミュニティで仲良く過ごしていたり、
病気の話も普通に色々教えてくれたり、
将来の夢があったりと私となんにも変わらないことでした。
もしも、私や、私の大切な家族が、ドナーを待っている立場だとしたら…。
もしも、私や、私の大切な家族が、ドナーとして提供することができる立場だとしたら…。
今、私にできることは、自分の意思をしっかり表示し続けて生きることかなーと思います。
