リベルタの起業ストーリー
第7話
【挑戦のはじまり】
銀座の街にポツリと立つ私は、思っていた以上に孤独を感じていました。
せっかくできた友達からも故郷からも離れ、
東京という大きくて忙しない街に飲み込まれて消えてなくなってしまいそう。。
やっぱりこのまま大阪に帰ろうかな…という思いを打ち消しながら、
やるって決めたんだから!と気持ちを奮い立たせ、仕事を探すことにしました。
まずは、私が生活するための仕事を探し、
もうひとつはサロン開業するための仕事を探しました。
やる気になったら早いので、自分の中では3ヶ月くらいゆっくりしてた気分だけど、
たぶん東京に来て2週間しないうちに働き始めていた気がします。
(仕事は健康なら、いくらでもありますからね!)
決まった仕事は、朝から夜までは小さなエステサロンで働き、
夜から夜中までは飲み屋さんで働き、
更にこの時期にフィトテラピーアドバイザー(植物療法)のスクールにも通うことにしました。
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私が独立前に働いたエステサロンはここだけです。
オーナーも店長も韓国人のお店でした。
サロンの内容はキャビテーションという機械を使ったものでしたが、
店長はハンドの施術がとても上手い方で色々教えていただきました。
とっても優しい方でお客様にも好かれていて、人としても学ぶことがたくさんありました。
そして、今ではリベルタの軸ともいえる存在の、チョプシやよもぎ蒸しのことを教えてくれたのもこの方です。
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私はこの時期、本当の意味での断捨離をして人生が変わりました。
会社員を捨て、
故郷を離れ、
ゆっくりTVを観る時間を断ち、
新しい居場所や知識を手に入れました。
そして、遠くに住むことを選択し、なかなか会えなくなった私のことを応援してくれる友達にとても支えられました。
本当に本当にありがとう!
そうやって、数々の出会いを繰り返し、リベルタというお店に近づいていきます。
今思えばとてもハードスケジュールですが、やりたいことが目の前にあるのに止まっているほうが私には苦痛でした。
そして、何かを始めるときに、めちゃくちゃ頑張ることが必要な時ってあると思います。
少しの勇気と行動で人生が変わるということが、本で読む世界から現実に確信になってきたのはこの頃かもしれません。
挑戦せずに後悔するなら、挑戦して後悔したい!
まだまだ、私の挑戦は続きます…