リベルタの起業ストーリー
第3話
【沖縄移住!】
沖縄に住み始めて半年。
私は30歳の誕生日を迎えます。
それまでの半年間は、ただただ楽しくて、新鮮で、キラキラした毎日でした。
荷物は大きなスーツケースひとつだけ、
誰1人知らない街に降り立った私には、
大切な友達ができて、毎日の生活がそこにあり、綺麗な海を見て暮らす日々。
もう、このまま、『なんくるないさ〜♡』って言いながらずっと居るのも悪くないのかも〜。
(ちなみに私は沖縄移住は半年くらいを考えていましたが、居心地が良すぎて延長していました。)
*
でも、やっぱり!
『今日30歳を迎えます』という誕生日に机に向かい、
これから30代をどう生きるのか、真剣に考えました。
マインドマップというものを作成してみたり、
10年計画を立ててみたりして、本気で自分と向き合ってみたのです。
(自分と向き合うってエネルギー使うけど、とても大切。)
やっぱりね、書くっていいと思います。
自分の心や考えを頭の中だけで整理しようとしても結局落とし込めないので、
書く書く書くー!
こうやって向き合うようになったのは24歳からで、
(その頃から、未来は自分で構築できるんだ!と思って自己啓発本とか読んだり未来手帳とか使ってみたりしました。けっこう思った通りになっていきます。)
今でも書きまくる!
仕事のこともだけど、プライベートなことも、
家事をスムーズにするための作戦とか、
なんでも書いて整理してます。
(余談ですが、前に、ストレングス・ファインダーをやってみたら、私は書いて話して頭の中を整理するのが得意みたいです。ストレングス・ファインダー、自分の得意分野がわかって面白いですよ。)
そうやって、30歳の誕生日に”自宅サロン”を開く!って決めました。
(なんかお店をやりたかった。セレクトショップとか、カフェとか、候補がいくつかありました。)
もともとプライベートサロンを探して通うのが好きだったし、
美容業界にいる時から憧れている仕事でした。
それに、もし将来子どもとかできたら、自宅で仕事できたらいいなーと思ったり。
(結局、自宅ではやっていませんけど、時間の融通が効くのはいいですよ。)
そんな訳で、その頃お世話になっていたサロンのオーナー様に相談し、
沖縄市にあるおすすめのスクールを紹介してもらい、
フェイシャル&ボディを一通り学びました。
那覇市から沖縄市ってけっこう遠くて、
(1時間半くらいかかった気がする…)
レンタルバイクで行ったり、
取りたての免許でレンタカー借りたりして、通ってました。
(沖縄移住するなら、何かひとつ持って帰れるものを!と思って、車の免許取ったんですよ。結局、ペーパードライバーなんですけど…。)
ちなみに、この時に”Liberta”という名前を決めました。
Libertaとは、イタリア語で”自由”って意味です。
自由になった私が、自由の中で決めた、自由なお店。
なぜ、イタリア語かというと、響きが1番良かったのが大きいですが、
ローマの休日に出てくるオードリー・ヘプバーンのような凛とした美しい女性が増えたらいいなーと思ってイタリア語を選びました。
自分の目指す方向が決まり、あとは突き進むだけ!
でも、どんなに考えても何が正解なのかわからない悩みが出てきます。
それは…
私、一体どこで起業したいの??